京西テクノスのAttackerTの不良解析事例

京西テクノスのAttackerTの不良解析事例

 

1.医療機器(CT)搭載 画像処理ボードの不良解析

■サービスパーツ(保守用)CT画像処理用ボード
従来は不良解析コスト抑制のため、機能検査で不合格となったボードは全て廃棄処分としていました。
(年間廃棄枚数 約1,000枚/製品価格 約1.5万円)
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電気的知識のない作業者が本機を操作して不良解析を実施。
良品基板と不適合品基板の各ICを順番に測定。
波形異常の箇所が現れたICを交換したところ、正常動作となった。

 

2.医療機器 データ通信用ボードの不良解析

■サービスパーツ(保守用)データ通信用ボード
従来は解析が難しい基板と位置付けされていた製品だったため、ボード単体検査において不合格となった製品は解析不可能として廃棄処分していた。
(製品価格 約20万円)
          ↓
電気的知識のない生産管理担当者が本機を操作して不良解析を実施。
良品基板と不適合品基板の各ICを順番に測定。
波形異常の箇所が現れたICを交換したところ、正常動作となった。

 

3.電源基板の故障解析

■修理不能ボード
従来は回路図より複数個搭載されているダイオードのうち、何れかが故障と技術者による原因推定が行われていたが、メーカーサポート終了により修理再生ができなかった。
(メーカーサポート終了 製品価格 約10万円)
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正常稼動製品(サンプル)を使用し、ダイオード・コンデンサー等のポイントを比較した。
故障の疑いのあるダイオードがサンプルと違う波形を表示。
また、他の部品はサンプルと同一の波形を表示。
異なる波形を示したダイオードを交換したところ、正常動作となった。

 

4.部品故障に起因する基板特性不良の解析

■シンセサイズド信号発生器・RF出力ボード
従来は機能検査にて部品故障による不良が発生した場合、専用試験機を使い、特性確認を行っていたため不良解析に時間がかかっていた。
※またチップ部品のクラックは目視では確認できず、テスターなどのコンデンサ容量測定でも回路上で回り込みが発生し容量の確認も困難な状態だった。
(解析時間 1件あたり約20分)
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不具合品のコンデンサ電極間の波形をサンプルと比較して(波形の傾きに違いあり)部品不具合であることを確認。
コンデンサを交換したところ、正常動作となった。